手術室は入院患者さん及び一部の外来患者さんに対する定時・緊急手術を行う施設です。現在の稼働可能手術室は６室で、近年の年間手術件数は大小あわせて約２，４００件です。
手術手技や手術機器の進歩により、手術は、日々、高度化・複雑化しています。このような変化の中で、患者さんの健康回復とサービス向上を第一に考え、手術が安全かつ効率的に行われるよう、手術材料や機器の整備だけでなく、清潔な環境の維持と感染の防止、タイムアウトによる患者氏名や手術部位の確認、各科の要求の調整と合理的手術スケジュールの立案など、さまざまな業務を行っています。
また、当院が重視している救急医療をより良くするために、整形外科、脳外科疾患を中心に、緊急手術が迅速に行われるよう、日々、努力しています。
さらに、手術に臨まれるお一人お一人の不安の軽減を図るため、十分な術前訪問や、手術室内でのお声かけなどにも工夫をし、少しでも快適に手術をお受けいただけるよう努めています。