院内がん登録とは、がん登録等の推進に関する法律（平成28年1月1日施行）および院内がん登録実施に係る指針（厚生労働省告示第470号）に基づくもので、自施設でがんの診断や治療を受けた全患者についてのがんの診断、治療、予後に関する情報を登録することにより、がん診療の把握実態把握、診療の質の向上、がん患者の支援等に役立てるものです。

当院では、2014年1月1日診断症例から院内がん登録を行っており、登録作業は国立がん研究センターの院内がん登録実務者に合格した認定者（中級・初級）にて、医師の協力のもと行っております。
また、2016年1月1日診断症例からの「全国がん登録」も併せて実施しております。

収集された情報は、下記の目的に利用・提供いたします。

• 院内がん登録データの国立がん研究センターへの情報提供
• 全国がん登録事業を行う都道府県への情報提供
• がん患者さんの生存率計測、生存確認調査

  ※院内での予後調査の把握ができない場合は、各市町村へ住民票照会による生存確認調査を行います。
  生存確認調査における住民票照会は、患者様からの撤回の申し出がない限り同意していただけたものとして取り扱います。

• 自施設のがん医療の実態把握
• がんに関する医療活動の評価資料（統計）の作成および提供
• 診療活動の支援、研究、教育のための資料提供

◎『がん登録』については国立がん研究センター がん情報サービスをご覧ください。
◎『がん登録等の推進に関する法律』については厚生労働省ホームページをご覧ください。

院内がん登録により得た情報は、当院のプライバシーポリシーに従い、取り扱いに十分配慮するとともに、「がん登録等の推進に関する法律」にて、個人情報保護や管理、罰則に対する規定が厳しく定められており、これを遵守しております。

◎朝日大学病院　プライバシーポリシーはこちら。

院内がん登録のデータは、全国の施設におけるがん医療の実態把握のために、提供元以外の施設では個人が識別できない状態のデータとして国立がん研究センターに提出されていますが、当該データの二次的な利用についてオプトアウトの機会が提供されていますので、オプトアウトを希望される場合は、下記の対応窓口までご連絡ください。

対応窓口：朝日大学病院　事務部　医事二課　058-253-8001

◎院内がん登録二次利用についてのオプトアウト患者説明書はこちら。