朝日大学病院

岐阜県岐阜市 橋本町3丁目23番地 [JR岐阜駅より徒歩約7分]

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臨床研修歯科医募集

GLOW UP!

当院での研修が医師・歯科医師としての
成長を合理的に促すものであり、
将来の夢を育てるものであるよう
研修状況を見守りたいと考えています。

臨床研修医
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岐阜の地域を医療で支える

当院では患者さんのために
働ける仲間を募集しております。

歯科医師臨床研修プログラムの目的

患者中心の全人的医療を理解し、歯科医師に求められる基本的臨床能力(知識、技能、態度)を身につけ、また、患者に信頼される歯科医師としての人格の涵養に努め、近年の少子・高齢化社会に伴う疾病構造の変化や国民の歯科医療に対するニーズの高度・多様化に対応できる良質で適切な歯科医療を提供し得る歯科医師となるための生涯研修の第1歩とすることを目的としている。

歯科医師臨床研修プログラムの概要

当研修プログラムでは、朝日大学病院で4~6月までの3ヶ月間、病院歯科における歯科口腔外科(一般歯科診療を含む)外来と病棟研修を行い、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士等との院内での医科・歯科連携を多く体験し、7月から翌年の3月末までの9ヶ月間を協力型(Ⅰ)臨床研修施設で、歯科衛生士、歯科技工士などコ・デンタルスタッフとの連携を多く体験するとともに、歯科治療の基本的技能(基本的診療業務)の反復研修を行うことで、歯科医師としての基礎的能力を習得するとともに社会的な役割を理解する。
加えて、多職種連携や病院歯科と一般歯科診療所の役割の違いを理解することで、歯科医師に必要とされる病診連携や地域における医科・歯科連携、介護における包括支援等について頻度高く体験する。

初期臨床研修歯科医募集要項

朝日大学病院における歯科医師臨床研修プログラムの特徴

  • 1本院で病棟研修を行うとともに、医科との医療連携について多く体験できる。
  • 2診療参加のためのスキルの確認、及びスキル向上のため研修開始初期の4月に朝日大学医科歯科医療センター(協力型(Ⅱ)臨床研修施設)にて(下記8項目)の知識、技能、態度などの確認、評価し、評価基準に達していない者には反復履修させる。
    1. クラウン・FMC支台歯形成
    2. インレー(Ⅱ級)窩洞形成
    3. 歯内療法(ラバーダム装着と歯内療法処置)
    4. コンポジットレジン修復(窩洞形成含む)
    5. X線(デンタル、パノラマ)撮影・読影
    6. 歯周基本検査、歯周精密検査、スケーリング
    7. 口腔細胞診
    8. 接遇
  • 3外部有識者によって本院の臨床研修プログラムの評価を受ける。
  • 4研修歯科医の自己研鑽のため院内技工室や診療用チェアーを診療時間外にも使用できる。
  • 5臨床能力の質向上及び臨床研修内容の補完として、院内の NST 等が開催する症例報告会、治療計画検討会、勉強会などに参加できる。
  • 6向上心が高く、臨床スキルの高い研修歯科医と認められた者は、指導歯科医が受け持つ患者の診療を経験できる。
  • 7協力型(Ⅰ)臨床研修施設または朝日大学医科歯科医療センター(協力型(Ⅱ)臨床研修施設)が実施している在宅・訪問歯科診療が体験できる。
  • 8希望者は、明海大学歯学部・朝日大学歯学部生涯研修部が実施しているプログラムの一部を無料で受講できる。
  • 9BLSプロバイダーコース・AHA G2020(American Heart Association)の講習もしくはビデオ講義を受講し、一次救命処置について理解する。
  • 10朝日大学病院内の図書室(インターネットでの論文検索可:医中誌契約)のほか、希望者は朝日大学穂積キャンパス(瑞穂市)の朝日大学図書館を利用することもできる。

朝日大学病院の強みADVANTAGE

朝日大学の附属病院であり、医科と歯科の緊密な連携がとれている。

県内トップクラスの総合健診センターを有し、予防医学にも力を入れている。

専門医が多数を占めている。

JR岐阜駅から徒歩7分の好立地である。

歯科医師臨床研修の目標

ねらい

  • 1歯科医師にふさわしい態度を身に付け、患者及び家族とのよりよい人間関係を確立する。
  • 2全人的な視点から得られた医療情報を理解し、それに基づいた総合治療計画を立案する。
  • 3歯科疾患と障害の予防及び治療における基本的技能を身につける。
  • 4一般的によく遭遇する応急処置と頻度の高い歯科治療処置を確実に実施する。
  • 5歯科診療時の全身的偶発症やインシデントに適切に対応する。
  • 6自ら行った処置の経過を観察、評価し、診断と治療に常にフィードバックする態度・習慣を身に付ける。
  • 7専門的知識や高度先進的歯科医療に目を向け、生涯研修への動機付けをする。
  • 8歯科医師としての社会的役割を認識し、実践する。

到達目標

「歯科医師としての基本的価値観」、「資質、能力」、「基本的診療業務」の3つで構成され、基本的診療業務については、「基本的診療能力等」と「歯科医療に関連する連携と制度の理解等」に分類し、それぞれの構成各項目について具体的な到達目標を示している。なお、基本的診療業務に示した各項目については、個別目標を定めている。

歯科医師臨床研修の到達目標及び研修内容

A.歯科医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)
  • 1社会的使命と公衆衛生への寄与

    社会的使命を自覚し、説明責任を果たしつつ、社会の変還に配慮した公正な医療の提供及び公衆衛生の向上に努める。

  • 2利他的な態度

    患者の苦痛や不安の軽減と福利の向上を最優先するとともにQOLに配慮し、患者の価値観や自己決定権を尊重する。

  • 3人間性の尊重

    患者や家族の多様な価値観、感情、知識に配慮し、尊敬の念と思いやりの心を持って接する。

  • 4自らを高める姿勢

    自らの言動及び医療の内容を省察し、常に資質・能力の向上に努める。

B.資質・能力
医学・医療における倫理性

診療、研究、教育に関する倫理的な問題を認識し、適切に行動する。

  1. 人間の尊厳を守り、生命の不可侵性を尊重する。
  2. 患者のプライバシーに配慮し、守秘義務を果す。
  3. 倫理的ジレンマを認識し、相互尊重に基づき対応する。
  4. 利益相反を認識し、管理方針に準拠して対応する。
  5. 診療、研究、教育の透明性を確保し、不正行為の防止に努める。
歯科医療の質と安全の管理

患者にとって良質かつ安全な医療を提供し、医療従事者の安全性にも配慮する。

  1. 医療の質と患者安全の重要性を理解し、それらの評価・改善に努める。
  2. 日常業務の一環として、報告・連絡・相談を実践する。
  3. 医療事故等の予防と事後の対応を行う。
  4. 歯科診療の特性を踏まえた院内感染対策について理解し、実践する。
  5. 医療従事者の健康管理(予防接種や針刺し事故への対応を含む。)を理解し、自らの健康管理に努める。
医学知識と問題対応能力

最新の医学及び医療に関する知識を獲得し、自らが直面する診療上の問題について、科学的根拠に経験を加味して解決を図る。

  1. 頻度の高い疾患について、適切な臨床推論のプロセスを経て、鑑別診断と初期対応を行う。
  2. 患者情報を収集し、最新の医学的知見に基づいて、患者の意向や生活の質に配慮した臨床決断を行う。
  3. 保健・医療・福祉の各側面に配慮した診療計画を立案し、実行する。
  4. 高度な専門医療を要する場合には適切に連携する。
診療技能と患者ケア

臨床技能を磨き、患者の苦痛や不安、考え・意向に配慮した診療を行う。

  1. 患者の健康状態に関する情報を、心理・社会的側面を含めて、効果的かつ安全に収集する。
  2. 診察・検査の結果を踏まえ、一口腔単位の診療計画を作成する。
  3. 患者の状態やライフステージに合わせた、最適な治療を安全に実施する。
  4. 診療内容とその根拠に関する医療記録や文書を、適切かつ遅滞なく作成する。
コミュニケーション能力

患者の心理・社会的背景を踏まえて、患者や家族と良好な関係性を築く。

  1. 適切な言葉遣い、礼儀正しい態度、身だしなみで患者や家族に接する。
  2. 患者家族にとって必要な情報を整理し、分かりやすい言葉で説明して、患者の主体的な意思決定を支援する。
  3. 患者や家族のニーズを身体・心理・社会的側面から把握する。
チーム医療の実践

医療従事者をはじめ、患者や家族に関わる全ての人々の役割を理解し、連携を図る。

  1. 歯科医療の提供にあたり、歯科衛生士、歯科技工士の役割を理解し、連携を図る。
  2. 多職種が連携し、チーム医療を提供するにあたり、医療を提供する知識やチームの目的、チームの各構成員の役割を理解する。
  3. 医療チームにおいて各構成員と情報を共有し、連携を図る。
社会における歯科医療の実践

医療の持つ社会的側面の重要性を踏まえ、各種医療制度・システムを理解し、地域社会に貢献する。

  1. 健康保険を含む保健医療に関する法規・制度の目的と仕組みを理解する。
  2. 地域の健康問題やニーズ把握など、公衆衛生活動を理解する。
  3. 予防医療・保健・健康増進に努める。
  4. 地域包括ケアシステムを理解し、その推進に貢献する。
  5. 災害や感染症パンデミックなどの非日常的な医療需要について理解する。
科学的探究

医学及び医療における科学的アプローチを理解し、学術活動を通じて、医学及び医療の発展に寄与する。

  1. 医療上の疑問点に対応する能力を身に付ける。
  2. 科学的研究方法を理解し、活用する。
  3. 臨床研究や治験の意義を理解する。
生涯にわたって共に学ぶ姿勢

医療の質の向上のために省察し、他の歯科医師・医療者と共に研鑚しながら、後進の育成にも携わり、生涯にわたって自立的に学び続ける。

  1. 急速に変化・発展する医学知識・技術の吸収に努める。
  2. 同僚、後輩、歯科医師以外の医療職と互いに教え、学びあう。
  3. 国内外の政策や医学及び医療の最新動向(薬剤耐性菌等を含む。)を把握する。
C.基本的診療能力
基本的診察・検査・診断・治療計画

一般目標:GIO

患者の状態に配慮した適切な歯科保健医療を提供するための医療面接、基本的な診察、検査、診断、診療計画の立案に関する知識、技能、態度を見つける。
初診時医療面接、再診時医療面接

到達目標:SBOs(必要症例数:32症例)

  1. 患者の心理的・社会的背景を考慮した上で、適切に医療面接を実施する。
  2. 全身状態を考慮した上で、顎顔面及び口腔内の基本的な診察を実施し、診察所見を解釈する。
    口腔内診察、頭頸部診察、各種検査の必要性の判断
  3. 診察所見に応じた適切な検査を選択、実施し、検査結果を解釈する。
    エックス線検査、咬合検査、咀嚼機能検査、歯周組織検査を実施し、その結果を解釈する。
  4. 病歴聴取、診察所見及び検査結果に基づいて歯科疾患の診断を行う。
    担当患者の診断に関する口頭試問
  5. 診断結果に基づき、患者の状況・状態を総合的に考慮した上で、考え得る様々な一口腔単位の診療計画を検討し、立案する。
    診療計画に関するカンファレンス参加、プロトコール作成
  6. 必要な情報を整理した上で、わかりやすい言葉で十分な説明を行い、患者及び家族の意思決定を確認する。
    患者への病状説明、インフォームドコンセント、同意書の取得
基本的臨床技能等

一般目標:GIO

日常臨床において高頻度で遭遇する歯科疾患や機能障害を有する患者に対して、適切に対処できるよう基本的な技能を修得する。

到達目標:SBOs

  1. 歯科疾患を予防するための口腔衛生指導、基本的な手技を実践する。
    歯周検査及びプラークコントロールレコードを取得し、状況に応じたブラッシング指導を実施する。
    また、スケーリングとPTC及びPMTCを実施する。(必要症例数:3症例)
  2. 一般的な歯科疾患に対応するために必要となる基本的な治療及び管理を実践する。
    1. a 歯の硬組織疾患(知覚過敏、エナメル質形成不全、歯の変色、根部う蝕等) の治療・管理(必要 症例数:5症例)
    2. b 歯髄疾患(抜髄、感染根管処置)の治療・管理(必要症例数:5症例)
    3. c 歯周病(歯周基本検査・治療、SRP)の治療・管理(必要症例数:5症例)
    4. d 口腔外科疾患(抜歯、口腔粘膜疾患、嚢胞等)の治療・管理(必要症例数:5症例)
    5. e 欠損の治療管理
      1. ⅰ 歯質欠損(う蝕やくさび状欠損、破折 等)の治療(必要症例数:3症例) 
      2. ⅱ 歯の欠損(ブリッジ、可撤性義歯 等)の治療(必要症例数:3症例)
    6. f 口腔機能の発達不全(摂食・嚥下・発音障害など・小児歯科)と口腔機能の低下症例の治療・管 理(オーラルフレイルなど・障がい者歯科)(必要症例数:1症例)
    7. g 技工物の作製(個人トレー又はテンポラリークラウンの作製)(必要症例数:1症例)
  3. 基本的な応急処置を実践する。疼痛、義歯破損、補綴物の脱離、歯・口腔顎顔面の外傷等の応急処置を実践する。(必要症例数:3症例)
  4. 歯科診療を安全に行うために必要なバイタルサインを観察し、全身状態を評価する。生体モニターの正しい装着、血圧、脈拍数、SpO2等の観察を記録する。(必要症例数:3症例)
  5. 診療に関する記録や文書(診療録、処方せん、歯科技工指示書等)を作成する。(必要症例数:各3症例)
  6. 医療事故の予防に関する基本的な対策について理解し、実践する。
    1. a 医療安全対策の実践(必要症例数:5症例)
    2. b 院内感染対策の実践(必要症例数:5症例)
患者管理

一般目標:GIO

全身状態に配慮が必要な患者に対して歯科治療を行う際の患者管理に関する知識、技能、態度を修得する。

到達目標:SBOs

  1. 歯科治療上問題となる全身的な疾患、服用薬剤等について説明する。(レポート)
    (高血圧症・狭心症・不整脈・ペースメーカー埋込患者・慢性肝炎・出血傾向のある患者・糖尿病・ てんかん・認知症・妊婦)この項目から3項目を選択し、レポートを作成する。
  2. 患者の医療情報等について、必要に応じて主治の医師等と診療情報を共有する。
    (対診・紹介状・診療情報提供書等の作成)
  3. 全身状態に配慮が必要な患者に対し、歯科治療中にバイタルサインのモニタリングを行う。生体モニターの正しい装着、血圧、脈拍数、SpO2等の観察を記録する。(必要症例数:1症例))
  4. 安全で快適な歯科治療を提供するために、精神鎮静法及び全身麻酔法を実践する。
    1. a 歯科麻酔科と他科との連携(講義)
    2. b 静脈内鎮静法
    3. c 全身麻酔法
  5. 歯科診療時の主な併発症や偶発症への基本的な対応法を実践する。
  6. 入院患者に対し、患者の状態に応じた基本的な術前・術後管理及び療養上の管理を実践する。
    1. a 入院患者の口腔ケア・口腔リハ・周術期口腔機能管理の実践(必要症例数:3症例)
    2. b 手術室での歯科口腔外科・医科系症例の全身麻酔処置及び手術見学(必要症例数:3症例)
    3. c 多職種連携(医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師等)に参加(必要症例数:3症例)
    4. d 入院患者の歯科治療(必要症例数:3症例)
患者の状態に応じた歯科医療の提供

一般目標:GIO

患者の状態やライフステージに応じた安心・安全な歯科治療を適切に実践する。

到達目標:SBOs

  1. 妊娠期、乳幼児期、学齢期、成人期、高齢期の患者に対し、各ライフステージに応じた歯科疾患の基本的な予防管理、口腔機能管理について理解し、実践する。
  2. 各ライフステージ及び全身状態に応じた歯科医療を実践する。(病棟研修)
  3. 在宅療養患者等に対する訪問歯科診療を経験する。
    協力型(Ⅰ)又は協力型(Ⅱ)臨床研修施設にて訪問歯科診療を体験する。(必要症例数:2症例)
  4. 障害を有する患者への対応を実践する。
    協力型(Ⅰ)又は協力型(Ⅱ)臨床研修施設にて障害歯科診療を体験する。(必要症例数:1症例)
経過評価管理

一般目標:GIO

自ら行った治療の経過を観察評価するために、診断および治療に対するフィードバックに必要な知識、態度及び技能を習得する。

到達目標:SBOs

  1. 治療の経過を評価する。
  2. 予後を推測する。
予防・治療の情報収集

一般目標:GIO

高度で先進的な医療を行うために必要な専門的知識や技術を理解する。

到達目標:SBOs

  1. 専門的分野の知識を収集する。(任意参加)
  2. 専門的な分野を体験する。
    1. a インプラント
    2. b CAD/CAM
    3. c マイクロスコープを用いた歯内療法・歯周治療等
    4. d 細胞診標本の作製・診断
D.歯科医療に関する連携と制度の理解
歯科専門職の連携

一般目標:GIO

歯科保健医療を行うにあたって、歯科衛生士、歯科技工士等の歯科専門職の役割を理解し、連携を図る。

到達目標:SBOs

  1. 歯科衛生士の役割を理解し、予防処置や口腔衛生管理等の際に連携を図る。(必要症例数:1症例)
  2. 歯科技工士の役割を理解し、適切に歯科技工指示書を作成するとともに、必要に応じて連携を図る。(必要症例数:1症例)
  3. 多職種によるチーム医療について、その目的、各職種の役割を理解した上で、歯科専門職の役割を理解し、説明する。(必要症例数:1症例)
多職種連携、地域医療

一般目標:GIO

地域包括ケアシステムにおける多職種連携による質の高い歯科保健医療を提供するための歯科医の役割に関する知識・技能・態度を修得する。

到達目標:SBOs

  1. 地域包括ケアシステムについて理解し、説明する。(必要症例数:1症例)
  2. 地域包括ケアシステムにおける歯科医療の役割を説明する。(必要症例数:1症例)
  3. がん患者等の周術期等口腔機能管理において、その目的及び各専門職の役割を理解した上で、多職種によるチーム医療に参加し、基本的な口腔機能管理を経験する。
    1. a 周術期等口腔機能管理の目的及び各専門職の役割を説明する。(必要症例数:1症例)
    2. b チーム医療に参加し、基本的な口腔機能管理を経験する。(必要症例数:1症例)
  4. 歯科専門職が関与する多職種チーム(例えば栄養サポートチーム、摂食嚥下リハビリテーションチーム、口腔ケアチーム等)について、その目的及び各専門職の役割を理解した上で、チーム医療に参加し、関係者と連携する。
    1. a  多職種連携の目的及び各専門職の役割を理解する。(必要症例数:1症例)
    2. b 多職種チーム医療に参加し、関係者と連携する。(必要症例数:1症例)
  5. 入院患者の入退院時における多職種支援について理解し、参加する。(必要症例数:1症例)
地域保健

一般目標:GIO

歯科医師の地域公衆衛生に果たす役割を理解し、地域歯科保健活動に参画するための知識、技能、態度を修得する。

到達目標:SBOs

  1. 地域の保健・福祉の関係機関、関係職種を理解し、説明する。(必要症例数:1症例)
  2. 保健所等における地域歯科保健活動を理解し、説明する。(必要症例数:1症例)
  3. 保健所等における地域歯科保健活動を経験する。
    乳幼児歯科健康診査(10ヵ月・1歳6ヵ月・3歳)を体験する。1日10人~20人の検診対象者に歯科検診を実施予定。(必要症例数:1症例)
歯科医療提供に関連する制度の理解

一般目標:GIO

各種の医療法・歯科医師法及び関連する医療保険制度の目的やシステムを理解し、適切な歯科保険診療を実践する。

到達目標:SBOs

  1. 医療法や歯科医師法をはじめとする医療に関する法規及び関連する制度の目的と仕組みを理解し、説明する。
  2. 医療保険制度を理解し、適切な保険診療を実践する。(360度評価の実施)
  3. 介護保険制度の目的と仕組みを理解し、説明する。

施設ごとの研修特徴

朝日大学病院(管理型臨床研修施設)
  • 1歯科医籍登録及び保険医登録が完了するまでは、各診療科で指導歯科医の持ち患者の見学、介助などを行う。
  • 2歯科医籍登録及び保険医登録が済み、下記の臨床スキル確認項目の修得を確認できた者から、順次、患者の配当を開始する。
  • 3病棟研修
    1. 入院患者の口腔ケア・口腔リハビリ・周術期歯科診療(介助・診療参加)
    2. 歯科で入院中の患者の歯科治療(介助・診療参加)
    3. 歯科以外で入院中の患者の歯科治療(介助・診療参加)
    4. 多職種連携(医師・看護師・薬剤師・放射線技師・臨床検査技師・管理栄養士等)
    5. 全身管理に関する研修
  • 4一般歯科診療

    一般外来診療室にて基本的診療業務を反復実施することで、歯科医師としての基本的価値観を涵養し、資質能力を高める。

協力型(Ⅰ)臨床研修施設(7月~翌年3月)
協力型(Ⅱ)臨床研修施設(合計11日間)
朝日大学医科歯科医療センター
  • 1臨床スキル確認項目
    研修開始初期(4月)に協力型(Ⅱ)臨床研修施設である朝日大学医科歯科医療センターにおいて、模型、シミュレーション及び相互実習などで、下記の臨床スキル確認項目についてスキルの確認を行う。(各項目半日×8回)
    1. クラウン・FMC 支台歯形成
    2. インレー(Ⅱ級)窩洞形成
    3. 歯内療法(ラバーダム装着と歯内療法処置)
    4. コンポジットレジン修復(窩洞形成含む)
    5. X線(デンタル、パノラマ)撮影・読影
    6. 歯周基本検査、歯周精密検査、スケーリング
    7. 口腔細胞診
    8. 接遇
  • 2麻酔科研修(6日間:2~3名のローテーション研修)
    1. 静脈確保、気管挿管(マネキン実習)
    2. 静脈確保(相互実習)
    3. 医療面接(静脈内鎮静法・全身麻酔法の術前説明と病歴聴取・患者研修)
  • 3訪問歯科(1日間:1~2名のローテーション研修)
  •   協力型(Ⅰ)臨床研修施設で訪問歯科診療を体験できない場合は、協力型(Ⅱ)臨床研修施設にて訪問歯科診療を体験する。

研修協力施設

岐阜市保健所に属する各保健センター(中・南・北保健センター)

4~6月までの期間中に乳幼児歯科健康診査(10ヵ月・1歳6ヵ月・3歳)を1日実施する。

臨床研修施設の概要

管理型臨床研修施設 朝日大学病院
臨床研修施設群 協力型(Ⅰ)臨床研修施設、協力型(Ⅱ)臨床研修施設及び研修協力施設
管理型臨床研修施設長 日下 義章(病院長)
研修管理委員長 笠井 唯克(歯科口腔外科)
プログラム責任者 岩﨑 理浩(摂食嚥下リハビリテーション)
副プログラム責任者 笠井 唯克(歯科口腔外科)
大橋 静江(保存科)
長縄 鋼亮(歯科口腔外科)
事務部門責任者 加藤 祐司(事務部長)
研修期間 2023年 4月 1日(土)~2024年 3月 31日(日)

2023年度募集及び採用方法

対象者

以下の(1)、(2)のいずれも満たす者とする。

  • 12023年4月1日時点で歯科医師免許を所持する者
  • 2歯科医師臨床研修マッチング協議会のマッチングに参加する者

選考試験日

  • 12022 年 7月 30日(金)
  • 22022 年 8月 21日(土)

朝日大学卒業生は5年生の臨床実習時に作成したポートフォリオを持参する事。
他大学卒業生は、学部学生時に作成したポートフォリオが有れば持参する事。

提出書類

  • 1願書(所定の様式を使用のこと)
  • 2履歴書(所定の様式を使用のこと)
  • 3卒業(見込)証明書(本学現 6 年生及び本学既卒者は不要)
  • 4成績証明書
  • 5返信用封筒(定型封筒(長形 3 号 12×23.5cm)の表に返信先を記入し、84 円切手を貼付したもの)

選考会場

朝日大学

募集定員

20名

試験内容

筆記試験(マークシート多肢選択)、集団面接

採用方法

歯科医師臨床研修マッチング協議会の歯科マッチングによる。
(選考試験、提出書類及び臨床実習時のポートフォリオ等により採用希望順位を決定する。)

応募期間

2022 年 6 月 18 日(土)~2022 年 7 月 15 日(金)※必着
必ず郵送で応募のこと(持参した場合は受付できません)

058-329-1112(代表)058-329-1112(代表)

058-329-1137

〒501-0296
岐阜県瑞穂市穂積 1851 番地の 1
朝日大学医科歯科医療センター 事務課

募集要項

常勤又は非常勤の別
常勤
基本手当
月額 142,000 円
諸手当
通勤手当 月額上限 15,000 円
時間外手当 1,139 円/1時間
勤務時間
月曜日~金曜日 8:30~16:45(休憩 1 時間)
土曜日 8:30~12:15
休日
日祝祭日
有給休暇
年末年始、夏季休暇(5日)、有給休暇10日間取得可能
時間外勤務
原則として無
日・当直
宿舎
施設内の室
公的医療保険
日本私立学校振興・共済事業団
公的年金保険
日本私立学校振興・共済事業団
労働者災害補償保険
雇用保険
健康診断
有(4月に実施する)、新型コロナワクチン接種有
歯科医師賠償責任保険
加入(個人も強制加入)
外部の研修活動
・研修活動及び学会参加は、可能であるが、費用は個人負担で、届出を要する。
勤務地
〒500-8523 岐阜県岐阜市橋本町3丁目23番地
アクセス
JR東海道本線 岐阜駅より西に約500m、徒歩7分。
(岐阜駅構内の「アクティブG」を通られますと西側出口に出られます。)

勤務先情報

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採用についてENTRY

募集及び採用については
朝日大学医科歯科医療センターホームページをご覧ください。

http://scw.asahi-u.ac.jp/~rinken/Welcome.htm

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