朝日大学病院

岐阜県岐阜市 橋本町3丁目23番地 [JR岐阜駅より徒歩約7分]

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眼科

眼科の概要

眼科では、白内障・網膜硝子体疾患・黄斑変性症・ドライアイ・緑内障及び眼科一般疾患の診断・治療などを行なっています。
白内障の水晶体混濁や網膜の状態を前眼部写真や光干渉断層計(OCT)等の眼底写真を用いたり、必要に応じて蛍光眼底造影(血管造影)を行い、得られた結果を説明し病状を充分ご理解していただいた上で治療を行なっています。白内障手術は通常の白内障のみならず、重症症例の手術治療や全身疾患合併の方は内科などと連携のうえ手術治療を行っております。
白内障手術は近年発展の目覚ましい多焦点(遠近両用)、3焦点(遠中近)眼内レンズ(人工水晶体)を用いた手術も積極的に行っています。
選定療養負担額(保険診療費用以外の自己負担額)は、次のとおりとなります。
・2焦点(遠近):片眼は159,400円、両眼は318,800円
・3焦点(遠中近):片眼は226,810円、両眼は453,620円
網膜疾患などの硝子体手術は、最新の手術装置や高性能な顕微鏡を取り入れ、手術の合併症・眼球への障害を少なくし早期の社会復帰を目指しています。
また、近年では静脈閉塞症や糖尿病に伴う黄斑浮腫や加齢黄斑変性症に対する抗血管新生療法(抗VEGF製剤治療)を導入し積極的に取り組んでいます。当院眼科では病院機能を生かして患者さんそれぞれの病状に考慮したオーダーメイド治療を心掛けております。

  • 眼科外来

    眼科外来

診療内容

近隣の眼科診療所や病院から多くのご紹介をいただき、外来診察を行っています。
眼底や網膜断層写真などを用いて、病状をよく理解していただき、手術適応などを相談し、患者さんと共に治療方針を決定しています。 外来では視能訓練士が4人おり、正確な検査データをもとに、診療計画を立てています。 網膜硝子体手術は、3~4日間の入院治療で行っています。
広角観察の手術顕微鏡を使用して、手術中にこれまでより広く明るい視野を確保することにより、 手術の安全性と操作性を上げ、合併症の少ない手術を行っています。
また、最新の硝子体手術機械を用いて約0.4(27G)~0.45mm(25G)の小切開(切り口)から手術をすることにより、眼球への障害を少なくし術後の炎症なども最小限に抑えることが可能です。白内障手術は基本的には入院治療(片眼1泊2日)で行っております(希望により日帰り入院も可能)。
手術は最新の白内障手術機械を用いて、2.4mmの小切開超音波乳化吸引術を標準にしており、より小さな傷口からの治療を行っています。また、最近では付加価値の高い眼内レンズ(人工水晶体)を導入し、乱視の矯正(乱視用単焦点眼内レンズ、保険診療)や、多焦点眼内レンズ(遠近両用眼内レンズ、遠中近3焦点眼内レンズ)も導入しております。全身疾患をお持ちの方には、内科などと連携の上安心して手術が受けられるようにしています。また白内障以外の眼疾患(緑内障、角膜疾患など)をお持ちの方で、 手術が非常に困難な方にも対応できるようにしています。

なお、普段他院眼科に通院中の方で当院眼科への受診を希望する際には必ず受診時にかかりつけ眼科からの紹介状(診療情報提供書)を持参していただくようお願いします。
また、紹介状がなく受診される場合には予約患者・紹介患者さんを優先的に診察するため、日によっては緊急手術等で紹介無しの受診受付を中止したり、待ち時間がかなり長くなることがありますのでご了承ください。
病院機能として、入院や手術を要する重症疾患や緊急疾患の診療を優先させていただきますので御理解御協力をお願いします。

また当院眼科ではコンタクトレンズ診療およびLASIK(レーシック)治療は行っておりません。

主な検査と治療について

糖尿病網膜症の治療

糖尿病網膜症は、高血糖が続くことにより、網膜の血管が閉塞する(詰まる)病気です。
初期に重要なのは、血管が詰まる原因である高血糖をなくすこと、 すなわち血糖の正常化(血糖管理、内科への定期受診)です。
しかし、血管の詰まり(血管閉塞)が進むと、 血糖管理だけでは進行を予防することができなくなります。(写真1)
そこで、網膜光凝固術(レーザー治療)が必要になります。 さらに進行すると、網膜症が網膜だけでなく、硝子体へも及びます。(写真2)
この段階では多くの場合、硝子体手術が必要になります。 当科では、この硝子体手術を専門としています。
硝子体手術では、硝子体出血や増殖膜(網膜の表面に張った膜)を取り除き、 網膜にレーザーを当て、失明を予防します。手術には特殊顕微鏡を用い、 通常片手で行なう操作を両手で行なって、手術を安全に行なうようにしています。(写真3)
糖尿病網膜症で重要なことは、血糖管理と定期的な眼科受診を行ない、進行を予防することです。
当科では、網膜症の初期から、レーザー治療、硝子体手術に至る末期まで、幅広く対応しています。

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黄斑上膜の治療

網膜の中心部(黄斑部)の表面に膜がはった状態です。(写真4)
原因は網膜裂孔、網膜血管異常、ぶどう膜炎などがありますが、ほとんどの場合、原因不明です。 視力低下や歪視症(物が歪んで見える)などの症状が強い場合、硝子体手術により膜を除去します。

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黄斑円孔の治療

網膜の中心部(黄斑部)に小さな孔(あな)が開いた状態です。(写真5)
原因はほとんどの場合、加齢変化によるものです。硝子体手術により、 90%以上孔が閉鎖し、視力の改善が得られます。 手術の時に眼球内にガスを入れ、術後に下向き(うつ伏せ)の姿勢をとることにより孔が閉鎖します。
当科では術当日と夜間のみ(術後2日間)下向きを行なって頂きます。

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裂孔原性網膜剥離

網膜の一部に裂け目や孔(裂孔)が生じて、網膜が眼球の内側へ剥がれた状態です。 状態により、内側から治療する方法(硝子体手術)、外側から治療する方法(強膜内陥術、輪状締結術)、 両者を併用する方法を選択します。数日間の入院治療と安静が必要となります。

黄斑浮腫の治療

糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、ぶどう膜炎などで網膜の中心部(黄斑部)に水(浸出液)が溜まった状態です。 ステロイドホルモン抗VEGF製剤の注射や硝子体手術を病気の状態や全身状態に合わせて選択しています。

網膜静脈閉塞症の治療

急性期では、黄斑浮腫に対する治療(前述)を中心に治療を行ないます。 また、状態により網膜光凝固術を行ないます。 慢性期で硝子体出血や網膜剥離が生じた場合は、硝子体手術と網膜光凝固術により治療します。

ぶどう膜炎の治療

急性期には、原因疾患により、ステロイドホルモンや抗免疫薬、 抗ウイルス薬などによる治療を主に行ないます。 慢性期で硝子体混濁や黄斑浮腫などにより視力障害がある場合、硝子体手術を行ないます。

硝子体出血の治療

原因が不明な硝子体出血では、出血の除去と原因の究明および原因疾患の治療のため、早期に硝子体手術を行ないます。

眼内炎の治療

初期の眼内炎では、抗生物質などの点滴や硝子体内注入を行ない、重症例では硝子体切除術を行なっています。

加齢黄斑変性症の治療

抗血管新生薬(抗VEGF製剤)を用いた注射治療やレーザー治療を行います。
光線力学療法(PDT)に関しては、大垣徳洲会病院と協力して行っております。

白内障の治療

約2.4mmの小切開超音波乳化吸引術を標準に行なっています。(写真6)
当院では基本的に片眼1泊2日の入院治療を行っております(希望により日帰り入院も可能)。 小瞳孔や過熟白内障、緑内障やぶどう膜炎合併例などの難症例にも対応しています。 また、水晶体脱臼などでは、硝子体手術との併用や眼内レンズの縫着・強膜内固定術も行っています。

眼科

スタッフ紹介

部長メッセージ

当院の眼科では、日々の生活の中で感じるちょっとした眼の悩みから、手術が必要になる疾患まで幅広く対応させていただいております。
眼科のご病気には、ゴロゴロしたり赤くなったり目やにが出たり霞んだりぼやけたりといった自覚症状を伴うご病気もあれば、逆に全く自覚症状を伴わずに進行していくご病気など様々なものがあります。
自覚症状を伴うかどうかは病気の重症度とは全く無関係であり、自己判断が危険な場合も多々あります。
眼は豊かな生活を送るためには欠かせないものであり、また、最近はテレビやインターネットがこれまで以上に身近になり、多くの情報が入ってきて必要以上に心配になることもあるのではないでしょうか。
「このまま見えなくなったらどうしよう…」「気づかないうちに何か病気が潜んでいるのではないだろうか…」そのような心配や不安があれば、気軽に一度受診してお話をお聞かせください。
患者様の不安や悩みを取り除くことを第一に考え、問題解決のお手伝いをさせていただきます。

眼科 佐本大輔

氏名
佐本 大輔
矢田 宏一郎
職務
講師
診療部長
准教授
専門分野、学会認定など
白内障、網膜硝子体、日本眼科学会専門医
網膜硝子体、白内障、加齢黄斑変性、ドライアイ、緑内障、日本眼科学会専門医
卒業大学
藤田医科大学(旧藤田保健衛生大学)
藤田医科大学(旧藤田保健衛生大学)
卒業年
2008
2001
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