朝日大学病院のホームページにアクセスいただいた皆様に、病院を代表して厚く御礼申し上げます。当院の特徴をご紹介します。

朝日大学病院は24の診療科と7つの医療センターを擁する岐阜地域の中核病院であり、朝日大学の歯学部および保健医療学部の教育施設としての機能を併せ持ちます。JR岐阜駅から徒歩約７分の岐阜市中央部に位置し、病院前にはバスの停留所があります。駐車場は260台分を用意しており、患者様にとっては大変アクセスしやすいことが当院の利点であると言えます。

当院の基幹をなす医療は急性期医療です。救急を含む急性疾患、外傷、そして幅広い慢性疾患の患者様を積極的に受け入れて高度で専門性の高い医療を実践します。このために、多くの経験豊かな専門医が在籍し、最新の医療機器を駆使して診療にあたります。急性期を乗り越えてリハビリテーションが必要と判断された患者様には、回復期リハビリテーション病棟で集中的なリハビリテーションを受けていただきます。地域包括ケア病棟では急性期の状態が安定し、もう少しの入院治療で家庭への復帰ができる患者様を対象として入棟していただきます。

近年の急性期病院では、一定の在院日数が過ぎると退院や転院を余儀なくされることが多いのですが、当院ではこの受け皿として回復期リハビリテーション病棟、そして地域包括ケア病棟が病院内に整備されています。急性期を担当した主治医はそのままこれらの病棟でも主治医となります。入院中を通して一貫した治療方針で患者様を診ることができるのは当院の大きなメリットであり、患者様にとって安心して医療が受けられる環境が整備されています。当院はさらに、退院後の在宅医療のための訪問看護ステーションを有します。これにより、地域の患者様で必要な場合には退院後も医療、介護、福祉とシームレスな連携を構築し、当院と密接な連携を持ちながら在宅、または施設での生活を続けていただくことができます。

「口腔ケア」は口の中を清潔に保ち、食物を噛んで飲み込むという口腔機能を改善することにより、体全体の健康を保つためにきわめて重要です。朝日大学は歯学部を擁しており、多くの専門性の高い歯科医が勤務しています。このため、医科の患者様に対しても歯科の専門的な視点から他の病院にない口腔ケアを実施することが可能です。手術目的で入院される患者様に対して、入院前から口腔ケアを実施することにより、手術前後の合併症の軽減と早期退院が可能になるように取り組んでおります。退院後においても訪問歯科診療が必要な場合に、口腔ケアを滞りなく行なえるシステムも構築しています。

疾病の予防と早期発見は元気に長生きするために最も重要です。当院では総合健診センターがこの役割を担います。ここでも医科に加えて歯科も協力して食習慣、運動、喫煙、飲酒など日常の偏った生活習慣に起因する各種疾患を予防し早期発見します。

朝日大学病院はその理念として、「地域の中核病院として安全で質の高い医療を提供し社会に貢献します」と定めております。この理念に沿って当院では医科、歯科が連携して高度な専門性を持つ予防医学に始まり、急性期医療、社会または家庭復帰、そして在宅医療に至るまで一貫した安心な医療を提供します。

朝日大学病院の理念